60代のオカマ夫婦(めおと)が営む近所の居酒屋
姿はしりあがり寿の弥次喜多に激似
自家製のかりん酒、アロエ酒、レモン酒、高麗人参酒、あんず酒が並ぶカウンター。
「冷製パスタの女」が一人座る。彼女は冷製パスタが定番レシピと語ってから、
何を言っても「しょせんあんたは冷製パスタの女よ」と揶揄される、ここではブルジョワマダム。今日マダムは、ちっさいドライ納豆巻きを、みんなに配っていた。
37年続いたスナックの幕を閉じたばかりの愛ちゃんは80歳。
お酒で血行がよくなったのか、腕に貼っていたサロンパスが痒くなったらしい。
剥がそうとするのだけれど、皮膚に密着してなかなかとれないとれない
80年の皮膚がのびるのびる。
元気よく入ってきたジャイ子さんは旦那様に電話。
「今、着いたから。早く帰るよ。愛してるよ、チュッチュッちゅぅ。」
二十歳の出会った時は気付かなかったが、
47歳で再会して「愛してる」と感じた今の旦那様。
結婚10年でもまだまだラブラブ。
突然ジャイコさんったら、私にむかって
「あんた、ハウスマヌカンやってるんだろ。ちょっと雰囲気違うもんね」
精一杯の褒め言葉なんだろうな、きっと。

胡瓜2本分の梅タタキ+人参酒3杯で今日はおしまい。